夏季休業9日目_「カタカナ語、わかりにくくね?漢字、わかりやすくね?」を調べる。Ⅳ
こんばんわ、すずつきです。
まあ、この時間の更新になりますよね....(諦め)
いきなり本題に入りたいと思いますが、昨日まで「カタカナと漢字を比べて漢字の方が分かりやすいよね」という確認をしてきましたので今日は、明治期の和訳について話してみたいと思います。所謂事実確認回ですね。
culture = 文化
society = 社会
science = 科学
space = 空間
architecture = 建築
environment = 環境
symbole = 象徴
park = 公園
century = 世紀
等々、あるように、近代社会を構成する漢字の単語はほとんど明治期に作られたということらしいです。私は現在、建築学科4年ということで建築"architecture"という言葉を頻繁に使っているし、「建築」という言葉に愛着を持っています。そして、これは明治期に生み出された新たな言葉ということを知った時かなり驚きました(5年ぐらい前)。
その前は「造家」と言われていたそうです。東京帝国大学工学部の前身である工部大学校に造家学科があったと言われています。卒業生には辰野金吾(1854-1919)など数多の有名な卒業生がいらっしゃいます。
その後、伊東忠太(1867-1954)によって訳語が導入され、建築となったとされているようです。
この時代、新しい訳語は発表されると、その造語がすぐに帝大の学科名まで変えてしまう力を持っていたんですね。確かに家を造る学科よりは包括的かもしれません。
次は、「建築」という言葉の意味を深堀して明治期の翻訳語がどう在ったのか。軽く調べて考えていきたいです。
いつか、こんなあやふやな知識ではなく、しっかりとした出典を明記していきたいです。このサイトを読まれているごくわずかなもの好きのあなた、事実確認をお忘れなきよう。
それでは、
PS:なんだかんだ9日続いている!めざせ習慣化!